AI図面チェックソリューション
紙に出力された複雑な2次元図面を業務に利用している製造企業や製品利用企業は少なくありません。膨大な人手のかかる目視による図面確認作業をAIで自動化し、工数削減だけでなくチェック漏れを激減させ、新たな図面の活用価値最大化を支援するソリューション、DiCA(ディーカ)です。
製品概要
AIによる自動化で図面を最大限に活用
−現在3次元CADは多くの製造業で導入されており、CADデータや品目情報はPDMで管理されていますが、紙に出力された複雑な2次元図面をマスター資料として業務に使用している企業も少なくありません。しかし、目視による図面チェックは効率が悪く、チェック漏れの可能性があります。また、限られた人手や工数では重点項目しかチェックできず、品質低下や法規違反を招きかねないといったリスクもあります。
−株式会社電通国際情報サービスが提供するAIソリューション「DiCA」(ディーカ)は膨大な人手がかかる目視による図面確認作業をAIで自動化、工数の削減だけでなくチェック漏れを大きく減らすことができ、図面を最大限に活用することが可能です。設計要件や材料情報のチェック、正しく出図されているかの検証、法規制要件の抜け漏れ確認など、図面チェックのあらゆるシーンにご活用でいただけます。
DiCAで
実現できること
1. 設計に関わるさまざまな工程と人員を大幅に削減!
DiCAに搭載されたAIを使って、紙図面の情報を効率よく漏れなく読み取ります。これまで紙の図面に変換する際に面倒だった目視チェックなどの作業工程を大幅に削減できるほか、ミスやチェック漏れも大きく減らせます。
2. 図面の読み取りが確実かつスムーズに!
DiCAを導入すれば、出図の最終確認から、法規制要件の抜け漏れ確認、材料情報の抽出、製造要件の確認などの工程が、より堅実かつ円滑に進みます。また、紙図面の情報を電子化して他のシステムと連携し、照合や結果の登録に使用できます。
3. 記号やマークも瞬時に検出できる!
DiCAなら、チェックしたい記号やマークが図面上のどこにあるかをすばやく簡単に検出できます。検出したい記号やマークはAIの学習機能によってカスタマイズが可能。文字や文字列を画像として学習させておくこともできます。
AI-OCRとの違い
OCRとは異なり、DiCAは記号やマークだけではなく文字や文字列を画像として認識することができます。これにより、印字のかすれや網かけ中の文字および文字列を高い精度で検出することが可能となっています。
活用イメージ
法規認証記号の抜け漏れ
チェック
- 法規認証記号のチェックをAIが実施。
- 膨大な工数と目視による見落としを削減。


公差解析の情報収集を高速化
- AIが公差記号を検出・認識しテキスト化。
- 人は結果を確認するだけでOK。

