AITC働き方紹介 vol1 AIプロダクト開発・中堅

2021年2月に中途入社され、AITCで開発しているAIプロダクト開発エンジニア兼スクラムマスターをされている福竹 裕昭さんに自身の働き方に関するアンケートに答えていただきました

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担当業務について教えて下さい

だいたい以下のようなお仕事をしています。

  • 自社AI製品(OpTApf)の企画設計〜実装
  • 製品開発時の開発者兼スクラムマスター
  • 顧客案件支援(AI製品の導入, AI人材教育)
  • AI技術の研究開発活動

時期によってはPoCのプロト開発や分析系の案件に関わることもありますが、比重としては上記が中心です。

製品については文字通り、製品に求められる機能の企画から設計、PythonやAzureによる実装まで全てやります。時期によっては単独で動くこともありますが、だいたいは企画ごとに3〜5名でチームを組んでスクラム開発で進めます。その時はスクラムマスターとしてイベントごとの設定や走り出しを促す立場になることも多いです。

一日の流れについて教えてください

2つのパターンの例を記載します。

1. 翌期の企画に向けた発散、収束をやっている時期

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2. ガッツリと実装をやっている時期

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基本的には担当している「プロダクト(製品)」や研究開発テーマを中心に働いています。

今の仕事に対して気に入っている点はなんですか?

2点あります。

  1. 裁量があること。自分で考えて「やりたい」と宣言したことは、自由にやらせてくれる風土。
  2. チーム自ら最善を判断して対応しようとする、自己組織化志向のチームであること(そのためにメンバー皆が様々にハイレベルでモチベーションも高いこと)

全てを自分たちで決めている、とまでは言いませんが、注力したい研究開発テーマや技術分野、製品開発における改善企画など、自分たちでアイデアを形にしていく機会が多くあるのが楽しいです。

逆に良くないと思っている点はありますか?

モチベーション駆動な社風ゆえにかもですが、現場が強く、事業部や各組織が独立している印象があります。悪いことではないと思っていますが、チームISIDとして動きたい時は、常に自分から動き人脈を作りに行く必要性があると感じています。

また会社の仕組み面は、歴史のある会社らしくレガシーな所も偶に感じます。そして、仕組みに囚われるよりは変えようというスタンスだからこそ、常にレガシーに向き合いながらの変化を強いられている印象を受けます。

これまでのキャリアと、転職に至った動機について教えて下さい

前職ではユーザー子会社系のSIerに10年ほどお世話になり、ERPやAI製品などの導入SE、ITコンサルタント的な立ち回りを経験してきました。それはそれで面白さが有るのですが、いっぽうで技術革新の著しいデータサイエンス分野に対し、自社プロダクトを通じて取り組みたい思いがありました。

そんな折、ISIDがAI製品を内製でスクラム開発してリリースしたことを知り、AITCのAI製品開発グループに興味を持ち、今に至ります。

就職活動(転職活動)の際に、自己のキャリアで最も重視したポイントはなんですか?

主に、

  1. ITプロダクトを自分で作り育てられること
  2. AI技術の社会実装の最前線に立てること

この2つを重視しました。

実際に入ってみてどうでしたか?

どちらも満たされています。 論文を読んで得たアイデアを実験し、時には製品に搭載して実ビジネスでデリバリするまで、全て自分たちで遂行しています。

今後の目標しているキャリアパスについて教えて下さい

短期的には、新しいAI製品開発に企画段階から携わりたいと考えています。入社以後は既にリリースされたプロダクトで色々と経験を積ませて頂いたので、その経験を活かしていきたいです。 中長期的には、より先進性の高いAI技術となにかの掛け算で、ISIDの立場だからこそインパクトを出せるプロダクトが作れないかを追い求めたいです。また、自分はチームメンバーとの場作りなど、チーミング全般も好きなので、一人で何かをやるというよりは皆で何かをやるマネジメントまわりにも役立ちたいと思っています。

最後に就職希望者の方に一言!

AITCサイトや私たちの外部発信など、何か引っかかるものや、ご興味を持てるものが有った方は、是非お声がけください。もちろんエントリー頂けることも歓迎ですが、お気軽にカジュアル面談もお待ちしております(かくいう私もカジュアル面談経由の中途入社組です)。

isid-ai.jp

執筆
AITC製品開発グループ
福竹 裕昭