2022/07/11

データサイエンティストの勉強会をご紹介!オンラインならではの工夫とは?

AITCのデータサイエンティストの勉強会の取り組み方を、リモートワーク環境ならではの工夫と共にご紹介!

データサイエンティストの勉強会をご紹介!オンラインならではの工夫とは?_サムネイル

はじめに

皆様こんにちは! AITC AIコンサルティンググループの田辺です。

今回は、AITCのデータサイエンティストが実施している勉強会の一部をご紹介できればと思います。

特に、

  • リモートワーク環境での勉強会ならではの工夫
  • 勉強会で学んだ内容を未来の業務に活かす工夫
  • についてお伝えできればと思いますので、最後まで読んでいただければ幸いです。

    以下のような雰囲気で実施しています!勉強会風景_本番.png

    今回紹介するオンライン勉強会の概要

    今回紹介するのは、AITCのAIコンサルティンググループが2022年の前半に有志にて実施した「需要予測」に関するオンライン勉強会です。

    私たちの勉強会のテーマは、AIに限られている訳ではありません。例えば、システム開発がテーマの時があるなど、その時々によって様々です。「そのタイミングでグループとして力をつけたいテーマ」であれば、どんな分野でも積極的に取り組んでいます。

    AITCでは、節目節目で全体としての振り返りを実施しており、そこで「ここ最近、需要予測AIに関するプロジェクトが増加傾向にあり、グループ全体として強化していきたい」という意見がでたことが、今回のテーマ選定の経緯となります。

    ※ 過去の需要予測に関する取り組み等は、以下をご覧ください

    なお、勉強会の概要としては以下のようになります。

    教材:「新版 この1冊ですべてわかる 需要予測の基本」 山口雄大、日本実業出版社

    image.png

    狙い:まずは広く需要予測を学び、顧客支援に活かす。(その後、よりAI手法の理論の勉強や分析の実施など実践方向にテーマをシフトしていく)

    進め方:

    • オンラインで実施
    • 1週間に1章のペースの輪読形式(全8章なので8週間で実施)。各会1時間。
    • 各章に担当を割り当て、担当はオンラインホワイトボードツールMiroにスライドを作ったうえで発表を実施(1節1スライド = 10枚程度のイメージ)
    • 最初のスライドは「その章のまとめスライド」として自分なりにまとめる。
    • その他

      • 任意参加。
      • 業務時間内に実施することで高い参加率を維持。
      • 勉強会にもオンラインホワイトボードツールを活用

        今回のオンライン勉強会では、MIRO(https://miro.com/ja/?_fsi=87XRiqMO)というオンラインホワイトボードツールを勉強会に活用しました。

        勉強会に限らず、読者の皆様の中でもリモートワーク環境でのコミュニケーションに課題を感じている方も多いのではないのでしょうか。

        ここ最近、AITCでもコミュニケーションの活発化を狙ってMiroを導入したのですが、基本的には「現状整理」や「振り返り」といった用途が多かったように思います。そうした中で、今回勉強会にも活用の幅を広げたところ、とても良い効果が実感できました。

        勉強会で輪読となると、「発表者がひとしきり喋って、最後に少し質疑がありそれで終わり・・・」ということは良くある話だと思います。これがオンライン環境となればなおさらです。

        こうした問題を抱える中で、オンラインホワイトボードツールは、

        • 議論の活発化
        • 情報の集約・蓄積
        • に一役も二役も買ってくれました。

          それでは、具体的な工夫点についてご紹介いきます。

          工夫1 : 認識合わせのための情報をまとめる

          まず、今回の勉強会の位置づけやルール、用語集などをボードにまとめました。

          そしてこの工夫は、参加メンバーが同じ志を共有して進められるという点で非常に良かったと感じています。

          また、最初に作って終わりではなく、気づいたときに素早く更新していくことができることもオンラインホワイトボードツールのメリットだと思います。例えば、付箋の色のルールは最初はなく、一色だけでスタートしました。しかし、勉強会を進めていく中で、「勉強会の前のコメントなのか、勉強会中なのか勉強会後なのかでステータスを分けたほうが良い。」という話になり、その場でパッとボード上にルールを追加した形です。

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          工夫2 : 発表担当以外の人も事前に内容を確認し、疑問点や議論したいポイントを付箋に記載

          議論の活発化という点で最も良かったのは、この「事前に気になるポイントを付箋で貼っておく」というシステムです。発表担当者がまとめている際に疑問に思ったことを書くだけでなく、他の参加者も事前に内容を確認し、付箋にコメントを記載します。これを元に、勉強会中に議論を実施し、議論内容をまた別の色の付箋で紐づける形でボードを作り上げていきます。

          例えば、過去に需要予測のプロジェクトに参加していた人の、「あの時はこうだった」というコメントは議論の種になりますし、オンラインホワイトボードを使うことで、需要予測プロジェクト1と需要予測プロジェクト2の知見を集約する、といったことを成し遂げることもできました。

          この工夫2があった場合となかった場合では議論の密度はまったく違うものになっていたと思います。また、自分が書いた付箋に他の人がコメントをくれると単純に嬉しく、勉強会のモチベーションにも繋がりました。

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          工夫3: 後で見返すことを想定し、未来の業務での活用を目指す

          その場限りではなく、将来の業務に活かすことを見据えたアウトプットにするという点についても、今回の勉強会では非常に重要視しました。スライド自体が、各担当者が教材の要点をまとめたものであること、さらにそこに工夫2の付箋が付いていることから、時間が経過してから見るとしても、見返しやすく価値のある情報になっています。

          また、一つのボードにまとめているので、新しく需要予測プロジェクトに関わる人に対し、「まずはこのボードを見てみて。」というような使い方もできます。

          (ところで、この記事を書くというタスクにおいても工夫1の情報が非常に役に立っていたりします。当初は記事の執筆まで考えてはいなかったので想定外ではありますが、今まさに効果をさらに実感しています。)

          加えて、勉強会の内容は録画しておくことで、後々の復習等で活用できるようにもしています。

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          感想

          以上、AITCにおけるオンライン勉強会での取り組みをお伝えしてきましたが、何よりも感想として抱いているのは、チームの皆と一緒に作り上げていく感覚が非常に良いという点です。

          例えば、AIコンサルGrでは、朝会やカジュアルミーティング等、「気軽に皆と話せる場」もきちんとありますが、この「一緒に作り上げていく」という点においては、勉強会はとても良い機会だと感じています。そして今回、オンラインホワイトボードツールを活用したことで、こうした感覚がさらに強化されました。

          他にも、勉強内容を自分のためにまとめるのでなく、他のメンバーが分かりやすいようにまとめ・発表するという点から、コンサル力の向上が期待できるかと思います。また、新入社員や中途入社の方などの今はいないメンバーにも将来的に共有可能であり、チームの財産として語り継いでいくことも考えられます。

          まだまだ良い使い方があると考えられるので、今後もオンラインホワイトボードツールを活用した勉強会の可能性を模索して行ければと思います。

          最後に

          今回は、AITCの日々の取り組みの一つとして、オンライン勉強会の工夫を紹介いたしました。この記事で、AITCに少しでも興味を持っていただければ幸いです。

          現在、AITCでは意欲あるメンバーを募集しています。 下記URLから応募できますので、興味のある方はこちらからお願いします。

          新卒採用:

          中途採用:

          執筆
          AIコンサルティンググループ
          田辺 佑太

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