2023-01-01から1年間の記事一覧

Azure OpenAI Serviceを使用して文章を分類する ~GPTを用いた少数例つき&クラス説明付き分類編~

はじめに ISID AITCに所属しております、阿田木です。 本記事では、下記の記事で紹介されている、4.少数例つき分類(Few-Shot Learning)と5.クラス説明付き分類(k-shot Learning with Class Explanation)をピックアップして解説を行います。 isid-ai.jp …

Kaggle チームAITC

はじめに なぜKaggleをやるか グループ間のコミュニケーション活性 スキルアップ 広報 取り組みの目的地 Kaggleエキスパートやマスターの人口を増やす 最終的にはグランドマスターを輩出したい どんな感じで取り組んでいるのか おわりに はじめに こんにちは…

ChatGPTの安心・安全な社内利用環境を作り、社員が利用し始めてからは? 後編

ChatGPT展開の崖を乗り越えるための方法 はじめに 前回のコラム isid-ai.jp では、社内ChatGPT活用DXステップにおいて、Phase2→Phase3/4の部分でなかなか次に進めない、“ChatGPT展開の崖“が存在することを説明しました。 社内ChatGPT活用DXステップ 本コラム…

Azure Open AI Serviceを使用して文章を分類する ~GPTを用いたゼロショット分類編~

はじめに ISID金融ソリューション事業部から兼務でAITCに所属しております、若本です。 本記事では、下記の記事の中から、3.ゼロショット分類(Zero-Shot Learning)についてピックアップして解説を行います。 isid-ai.jp 具体的なタスクとしては、Azure Ope…

ChatGPTの安心・安全な社内利用環境を作り、社員が利用し始めてからは? (2023年4月)前編

社内ChatGPT活用DXステップと推進課題 はじめに 2023/04/3に以下のようなコラムを公開しました isid-ai.jp 昨今、毎日のように、ChatGPTに関連したニュースが出ていますね。私が上記コラムで記載したように、様々な企業/自治体が、Azure OpenAIサービスを利…

BERTの学習 対 GPTの生成 文章分類で精度が高いのはどちらか

TexAIntelligenceに搭載されている事前学習済みモデルISID-BERTをファインチューニングした場合と、学習を行わずにGPT系の生成を行った場合、分類タスクにおいてどちら方が精度が出るのかを自社データで検証します。 はじめに TexAIntelligence ベースライン…

AITCのAI需要予測プロジェクトの進め方

はじめに AITCでは、需要予測に関する取り組みを積極的に実施しており、需要予測プロジェクトを円滑に進め、成功に導くためのノウハウが溜まっています。本記事では、そうしたノウハウを活かしたAITCの需要予測プロジェクトの進め方について紹介します。 <…

NLP2023(言語処理学会年次大会)参加レポート

はじめに AITC製品開発グループの岩本です。 AITCはNLP2023に論文を投稿し、一般セッションで発表を行いました。ISIDは言語処理学会のプラチナスポンサーとして、会場でスポンサーブースの出展も行いました。 今回の学会には、AITCから10名が参加しました。 …

AIと共に仕事をする時代に~ChatGPTの安心・安全な社内利用環境を作り、業務の生産性向上とAIに強い人材育成を加速~

Open AIのChatGPTとMicrosoftのThe Future of Work with AIと ※本コラムを読んでいただくほとんどの方は、すでにChatGPTや、LLM(Large Language Models:大規模言語モデル)がどのようなものであるかはご存知であるという前提で、その部分の説明は省略した…

論文「精神科領域におけるAI技術を活用した評価尺度」が臨床精神薬理にて特集として掲載されました

AITCメンバー深谷、田辺が名古屋大学・稲田特任教授と共に寄稿した論文「精神科領域におけるAI技術を活用した評価尺度」が、精神科医療においてAIがどう活用されるのか最新情報と今後の展望をまとめた特集として、臨床精神薬理に掲載されました。 http://www…

物体検出AIをビジネス適用するための手順は?4ステップでご紹介

こんにちは、AITCでデータサイエンティストをしている小川です。普段は、様々な企業様から預かったデータの統計的な分析や、AIモデル構築をする業務に携わっています。 画像認識の1つである物体検出において、AIをビジネス適用する際の流れを題材に、以下を…

就活生の方からご質問にAITCデータサイエンティストがお答えします!

こんにちは。ISIDのAIトランスフォーメーションセンターでデータサイエンティストをしています、3年目社員の徳原光です。 現在ISID・AITCで実施しております、24卒向けデータサイエンティスト職選考では続々と就活生の方からのエントリーをいただいています…

Conformal Prediction はどんな予測手法?

こんにちは! AI製品開発グループの太田です。 このブログは技術紹介になります。 いきなり本題ですが、需要予測や医療画像の分類は、予測の精度がコストや人命に大きく関わります。 こういったタスクは分類による業務の完全の自動化ではなく、人とAIの協調…

Kaggleはどう実務やスキルアップに役立つか

こんにちは、AITC 製品開発グループ Kaggle Masterの阿田木です。 私は現在、業務でAI製品の開発に携わっております。AIをビジネスに活かすために、自己研鑽や自身のスキルを磨くことにも注力しております。 そんな私の趣味は、Kaggle等のデータサイエンスの…

AIモデル学習に必要なデータ数を考える上で重要となるデータの多様性とは?

AIをビジネスに活用して業務の効率化を図ろうと考えられている方が最初に疑問に持つことの一つに、AIの学習データに必要なデータの数があげられます。 例えば、自社の商品やサービスを使うお客様から寄せられるクレームの仕分け作業や、商品画像の分類といっ…

AITC働き方紹介 vol. 2

2022年7月にAIコンサルタントして中途入社され、AIプロジェクト推進と新プロダクト開発を担当されている久木宮 領さんに自身の働き方に関するアンケートに答えていただきました。 担当されているプロジェクトについて教えてください 製造業様の製品の購買特…